大地震に遭遇したら

〜震災を生き延びて帰宅を目指すために〜

都心部からの帰宅は可能なのか

 

都心部(山手線近辺および内側)にて大地震に遭遇した場合、自宅まで帰宅することは可能なのか。

 

方面別に記述していきたいと思います。

 

 

2011年の東日本大震災では、関東各地の鉄道は地震発生直後からストップし、ターミナル駅を中心に駅周辺は大混雑し混乱を招きました。

 

しかし、3月11日発生当日の夜には一部の地下鉄や私鉄で運転を再開しており、私も新宿から埼玉の川越まで地下鉄と西武線を乗り継ぎ、なんとか夜遅くに移動できたのを記憶しています。

 

 

ただ、この時は巨大地震とはいえ、震源は数百キロ彼方で発生し、地下や建物、高架の崩壊や火災、人的被害が甚大ではなかったために早期運転再開が可能で、帰宅困難者も多少は抑えられました。

 

 

では、阪神淡路大震災クラスの直下型が東京で発生するとどうなるか。

 

おそらく、地下や高架線の崩壊、線路や架線の寸断、沿線火災など、早期の復旧は見込めずに1ヵ月以上の運転見合わせの可能性すら起こり得ます。

 

さらに道路は大渋滞を引き起こし、幹線道路の通行は災害復旧道路として一般車は通行止めとなり、通行止めになっていない道へ集中しさらなる混乱に。

 

バイクや自転車は小回りは効くものの、大量に徒歩帰宅者が発生した場合、通行は難しくなるかもしれません。

そうなると、手段は徒歩くらいしかなくなります。

 

 

その徒歩の手段で帰宅は可能なのか。

 

 

帰宅方面別にシミュレーションしていきたいと思います。